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コンタクトレンズの作成

コンタクトレンズは高度管理医療機器です。必ず眼科医の検査・処方を受けて購入しましょう。
眼科を受診することによって、必要な検査、正しい使用のための指導を受けられます。視力や角膜のカーブ、眼疾患の有無や健康状態、涙の量やコンタクトレンズの動き、使用目的や使用環境など、総合的に考えて処方します。

コンタクトレンズ作成の受付時間

診療時間
午前8:30〜12:00 午前8:30〜11:00
午後2:30〜6:00 午後2:30〜5:00 〜4:00

【休診日】日曜・年末年始(12月31日~1月2日)
※臨時休診あり

  • コンタクトレンズの新規作成には時間がかかるため、午前10:00まで/午後4:00まで(土曜日・祝日は午後3:00まで)に来院してください。
  • 昼休みの時間帯は除きます。
  • 定期検診は通常の診察時間で受け付けております。
  • 受付時間は変更する場合もございます。

コンタクトレンズ作成の流れ

STEP 1

問診

コンタクトレンズの使用歴、使用目的、生活・仕事環境、アレルギーの有無、メガネの有無などを確認します

STEP 2

検査

視力や角膜の状態を調べます

STEP 3

診察

目の表面の状態を観察し、コンタクトレンズ装用を安全に行えるか確認します

STEP 4

種類決定

目の状態、目的、予算などから最適なコンタクトレンズを選択します

STEP 5

フィッティング確認

テストレンズを入れた状態で、コンタクトレンズの動きなどを観察し、問題なく装用できているかを確認します

STEP 6

練習&説明

コンタクトレンズを目に入れたり外したりと装脱を練習します。またコンタクトレンズのケア方法や注意点などの説明があります

STEP 7

受け渡し

コンタクトレンズを数日間使用し、再度受診して問題なければ商品をお渡しします。その後は「瞳健康アルバム」を用いた「定期検診」を受診してください

定期検診

トラブル予防のために欠かすことができないのが定期検診です。症状がなくても、医師に指示された定期検診を必ず受けてください。

角膜の障害は軽い段階で適切な対応をすれば、合併症を予防できます。自覚症状がなく調子よく装用していても、目やレンズにトラブルが生じ、症状が進行していることがあります。

当院では「瞳健康アルバム」により、定期検診のバックアップをしています。

瞳健康アルバム

中面の詳細はこちら

ケアについて

コンタクトレンズのケア用品をご使用の前には、取り扱い説明書をよく読み、わからないところがあれば必ず医師や検査員、スタッフに相談してください。
レンズを装用していると、涙に含まれている眼脂、タンパク質などの汚れがレンズに付着します。これらの汚れをそのままにしておくと、装用感が悪くなり眼障害を引き起こすなどの原因になります。装用後は必ずレンズケアを行ってください。

ソフトコンタクトレンズのケア方法の動画(協力:株式会社メニコン)
ハードコンタクトレンズのケア方法の動画(協力:株式会社メニコン)

コンタクトレンズによる目のトラブル

コンタクトレンズ装用者が増加する一方で、不適切な使用方法やケアの方法、定期検診の非受診などの理由からトラブルが多いのが現状です。代表的な病気は次のとおりです。

カラーコンタクトレンズによる眼障害

近年、インターネットや通販のほか雑貨店・大型ディスカウント店などで販売されているカラ―コンタクトレンズを装用し、眼障害を起こす人が急増しています。

これらのカラーコンタクトレンズのなかには酸素透過性が低いものがあり、また目に触れる面に着色がしてあるもの、綿棒でこすっただけで色が取れてしまうものもあり、性能や安全性に問題があります。そしてコンタクトレンズの形が目にあわない、レンズの着色部分が表面に露出し角膜と接することなどが原因となり角結膜障害を生じることがあります。場合によっては、酸素透過性が悪いために、後述する角膜内皮障害をきたします。

当院では安全性の比較的高いカラーコンタクトレンズも複数取り扱っていますので、使用を希望される方は是非ご相談にお越しください。

角膜上皮びらん

角膜上皮が全体にはがれている状態(黄色の点線内の緑色に染まった部分)

アレルギーによる眼障害

コンタクトレンズの汚れによる一種のアレルギー反応も急増しているトラブルのひとつです。主に「ソフトコンタクトレンズ」にみられますが、「酸素透過性ハードレンズ」にもみられます。装用感が悪くなり、レンズの汚れも早く、眼脂が多くなります。

巨大乳頭(にゅうとう)結膜炎

上まぶたの裏側に乳頭(炎症細胞が集積)ができている

角膜内皮細胞障害

コンタクトレンズによる慢性の酸素不足が原因で、角膜内皮細胞障害が問題となっています。内皮細胞は、角膜の透明性を維持するのに非常に重要な細胞で、加齢と共に減少し、再生しません。内皮細胞数が一定程度以下になると将来の白内障などの眼内手術時に悪影響がでたり、極端に減少すると失明したりする危険性もあります。

正常な角膜内皮細胞

1㎟あたり2,000個以上

重度の角膜内皮障害

角膜内皮細胞が、右眼は1㎟あたり約600個、左眼は約1,100個

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